[日販商品データベースより]
いじめが起こる背景・社会的構造を水谷流の視点で説く本。夜回り先生ならではの「いじめの定義」から始まり、いじめへの対処法など、この問題に関わる全ての人たちへやさしく、そして的確な言葉で語る。
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第1章 いじめとは何か
1.文部科学省のいじめ定義を批判する
不十分で不親切な表現だらけの定義
聖域へ介入させない意図がみえる
2.学校におけるいじめとは何か
水谷流、いじめの定義
学校現場で解決できるいじめとは
差別は、いじめである
3.いじめは人権侵害
子どもの人権を尊重するとは
学校からいじめを根絶できない理由
4.いじめは犯罪
見て見ぬふりは、犯人隠匿罪
いじめの芽を摘むことが、大事を防ぐ
犯罪には警察の力を借りる
5.学校にいじめは存在しない
無視や悪口は不健全な人間関係が生む
不健全な人間関係のひもとき方
いじめと犯罪の線引きをする
第2章 いじめと呼ばれる犯罪の背景
1.いじめの背景としての社会状況
攻撃的な社会によるイライラの連鎖
息抜きできない子どもたちが増えている
2.いじめの背景としての家庭状況
家庭でも追い詰められる子どもたち
子どもの見本になれない親が急増している
3.いじめの背景としての学校状況
「ゆとり教育」の誤算と大失敗
教育現場で信頼関係が失われている
いじめは子どもたちの苦しみの現れ
学校という名の牢獄!?
第3章 いじめの背景にある子ども自身の問題
1.考える力を失った子どもたち
指示型の子育ては弊害を伴う
いじめは、集団によってエスカレートする
2.生きる力を失った子どもたち
自己肯定感を持てない、自分に自身がない
家庭環境がいじめられっ子をつくる
惜しみない愛情と優しさで子どもは生き返る
「クラス全員が仲良し」という幻想
3.いじめている子どももいじめられている
いじめはストレスのはけ口
いじめから逃れるために、いじめる
痛みは体験してわかるもの
いじめは愉快犯ではない
第4章 いじめがもたらすもの
1.人間不信
他人を信じる心を育てる
「人は怖い」という想い込みをはずす
2.不登校・引きこもり
いじめ不登校・引きこもりの引き金
相談にも、いじめが見え隠れする
再生、人のために生きる
人は変われる
3.自死
いじめから逃れるには、戦うこと
事実の隠蔽は重大は犯罪
第5章 いじめにはどう対処するか
1.今いじめられている君へ
まわりのおとなに相談しよう
いじめは決して我慢してはいけない
本当に強い子は、いじめなんてしない
2.いじめに気づいている君へ
すぐに、親や先生に教えてほしい
いじめ、撲滅、ピンクのシャツに込めた想い
3.今誰かをいじめている君へ
今すぐ事実を認め、償おう
人は幸せを求めて生きる権利がある
4.すべての親へ
いじめを知ったら、大騒ぎをする
毅然と戦うことが子どもを守る
学校をいじめのない安全な場所にするために
5.学校関係者へ
文科省はいじめの定義を見直して
教育委員会は人権擁護局や警察と連携を
教員はすべての生徒に寄り添って
学校と教員は、いじめの責任を取る
6.関係機関の人たちへ
法務省はいじめの背景を調査して
学校に人権擁護局の分室の設置を
いじめを軽く考えず、きちんと介入を
7.すべての人たちへ
怒るだけでは、いじめはなくならない
今一度、いじめについて冷静に考える