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[日販商品データベースより]
本書は、東日本大震災復興計画私案(朝日新聞社主催)で最優秀賞に選ばれた論文をさらに発展させたものである。建築設計、インテリアデザイン、まちづくり、地域活性化に関心を持つ読者を対象とし、資本主義社会の中で葛藤する建築・デザイン業界、教育分野に新たな視点を提示する。
老朽化する住宅・マンション、約900万戸に及ぶ空き家問題、巨大都市開発を推し進めてきた男性中心の建築業界の構造、大阪万博の木造リングに象徴される建築家の役割と実態、建築家教育の矛盾、災害時に発生する大量の廃棄物とその処理を担う「迷惑施設」のあり方など、社会が抱える建築的課題に踏み込む。
そして、建築は本当に社会にとって有意な存在なのかを問い直し、沖縄の市場の事例、若い世代が進めるシェアの取り組み、絶望に寄り添う建築の姿など、未来への展望を示す内容となっている。