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[BOOKデータベースより]
仏教の存在論。古来難解をもって聞こえる『倶舎論』の安慧による最重要な注釈書 本邦初訳!
第一部 序説(倶舎論疏『真実義』解読の難解さ;『真実義』の二本のサンスクリット・テキスト;『倶舎論』三注釈書成立の前後;『真実義』と『明瞭義』;『真実義』と『順正理論』;『真実義』の特殊な用語 ̄ak〓epa‐pada;kilaをasa〓bh ̄avan ̄aの意味とする注釈;古世親(p ̄urvak〓c ̄aryaVasubandhu)と世親の無表論争;注釈書に見る『〓舎論』の構成)
[日販商品データベースより]第二部 界品和訳(序論;本論 十八界の解説)
仏教哲学の基礎を築いた一人、世親(ヴァスバンドゥ)による『倶舎論』(アビダルマ・コーシャ/阿毘達磨倶舎論)は、さまざまな存在を精緻に分析した体系的著作として知られる一方、古来より難解をもって聞こえ、多くの学僧によってその注釈が重ねられてきた。
本書は、近年チベット・ポタラ宮より発見された510〜570年頃の思想家・安慧(スティラマティ)による倶舎論注釈(サンスクリット貝葉写本)のうち、「界品」を対象とした翻訳研究である。原典資料に基づく本研究は、現在の『倶舎論』研究の最先端に位置している。
その構成においては、『倶舎論』および安慧疏の理解をより確かなものとするため、世親の本論と称友(ヤショーミトラ)による疏を新訳し、あわせて収録した。
読者は、本論と称友疏を併読することによって、『倶舎論』の議論の文脈をより正確に把握し、それを参考にして安慧の疏を読めば、難解な安慧の注釈世界をより深く理解することができるだろう。
本邦初訳の注目作、堂々の刊行!
■目 次■
第一部 序 説
一 倶舎論疏『真実義』解読の難解さ
二 『真実義』の二本のサンスクリット・テキスト
三 『倶舎論』三注釈書成立の前後
四 『真実義』と『明瞭義』
五 『真実義』と『順正理論』
六 『真実義』の特殊な用語?k?epa-pada
七 kilaをasa?bh?van?の意味とする注釈
八 古世親(p?rvakac?ryaVasubandhu)と世親の無表論争
九 注釈書に見る『?舎論』の構成
第二部 界品和訳
序 論
一 序の頌
二 アビダルマとは何か
三 アビダルマ・コーシャと名づける理由
四 アビダルマが説かれる理由、およびそれを説く人
本 論 十八界の解説
一 有漏・無漏、有為・無為の意義
二 五蘊・十二処・十八界
三 蘊・処・界についての細論
四 十八界の分類的考察
おわりに
索 引